執筆者:荒木 杏奈
アンナアドバイザーズ株式会社
「カンボジアへの不動産投資は気になっているけど周りにやっている人も少ないし、実際のところどうなんだろう」と不安に思っている方も多くいるのではないでしょうか。確かに投資はリスクがつきものですし、特に海外不動産となればさらに不安は大きくなるものです。
この記事では、実際にアンナアドバイザーズにて物件をご購入されたお客さまの声を紹介していきます。
今回ご紹介するのはクレディ・テック株式会社代表の村上さん。村上さんは2016年にカンボジア不動産を購入されています。村上さんが不動産の購入を決めた理由やそのとき感じたリスクなどを語っていただきました。
1. カンボジア不動産を購入するにあたってのリスクや不安
—カンボジア不動産を購入するにあたって、恐怖やリスクは感じられましたか?
村上さん:実を言うと全くありませんでした。カンボジアの不動産を買う前からシンガポールに銀行口座も作っていたし、証券口座も作っていたんですよね。
なので元々海外の金融には触れていたし、東南アジアはよく知る土俵でした。
海外への不動産投資を考えたときも、投資への入口が外貨取引でしたので、どの通貨で運用できるかというところに一番注目しました。
海外不動産投資では、その国の貨幣でインカムゲイン(家賃収入)が入るので、通貨が何かというところは非常に大きなポイントだと思います。シンガポールの通貨は、「シンガポールドル」なので、為替の影響を受けるなと考えたんです。東南アジアで、ドルベースの国と考えるとカンボジアへの不動産投資はとても魅力的でしたね。
多少のリスクはあるかなとは思いましたが、そのときは若かったこともあり、失敗したら失敗したで笑い話になるなと考えていたのもありますね。
2. カンボジア不動産を購入した理由
—カンボジア不動産の購入を決意されたきっかけはなんですか?
村上さん:私の前職は外資系の保険会社だったんです。そこでは保険だけを知っていてもダメだと上司によく言われていました。保険だけじゃなくて、他の金融商品も勉強したいと思ったときに不動産への投資を考えるようになったんです。不動産への投資って国や土地、法律的なところまで詳しく知っていないとできないイメージがあるじゃないですか。
不動産投資の候補先を考えたときに、国内外いろいろなところを比較したのですが、カンボジアは非常によいマーケットだと思ったんですね。そこで、さっそくアンナアドバイザーズさんに問い合わせをして、現地まで行って購入しました。
—カンボジア以外の他の国は検討されましたか?
村上さん:カンボジア以外にも東南アジアの国々を一応見ました。しかし、どこの国でも通貨の問題がありました。その当時、フィリピンやマレーシアの不動産への投資は結構流行っていたんです。
マレーシアはその当時通貨の価値が弱くなっていました。なのでキャピタルゲインが出ても貨幣価値が下がって、全体でみたらマイナスだったんです。
あと、やはり東南アジアって不安定みたいなイメージがあるじゃないですか。政局やインフラも割と整っていなかったので、あんまり便利じゃなかったんですね。
シンガポールに拠点を置いて、その周りのドル建てで買えるところって考えると、もうカンボジアしかなかったんです。
3. カンボジア不動産購入後の手間
—2016年に物件を購入いただいて、利回り5年間保証がついている部屋でしたが、購入後のお手間などはどうですか?
村上さん:手間などはまったくないですね。シンガポールの口座にしっかりと着金していて、四半期ごとにレポートを出していただいているので、全く問題ないかなと思います。また、アンナアドバイザーズさんには、委託先を紹介していただいたりもしました。ここまでしっかりと対応していただけるところって他にないと思います。
委託先の企業がコロナのときに、マスクを配っているのを見たときに、こういったところでしっかりしている会社は信用できるなと思いましたね。
そこも安心して任せられる理由になっています。
4. まとめ
いかがだったでしょうか。村上さんは不動産の知識がないところから国内不動産投資に飛び込み、さらに海外でもという道筋でカンボジア不動産投資を始めました。やはり思い切って飛び込んでみることも不動産投資で成功するためには必要なのかもしれませんね。
海外不動産投資に不安のある方はぜひご参考にしていただけたら幸いです。
執筆者:荒木 杏奈
アンナアドバイザーズ株式会社
日本とカンボジアを拠点に、国内・海外不動産業を展開。
PickUP
荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社
代表取締役 / 宅地建物取引士 / 宅地建物取引業 東京都知事免許(2)第99967号
所属団体:一般社団法人RE AGENT 理事長 / 一般社団法人東京ニュービジネス協議会(NBC) / 公益社団法人全日本不動産協会
1984年生まれ、東京都出身。大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。
著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
はじめての海外不動産投資