カンボジア銀行口座開設 アンナアドバイザーズのアフターサービス

執筆者:荒木 杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

カンボジアで銀行口座開設をして、運用している方も多いと思います
弊社でもサポートサービスを行なっており、たくさんのお申し込みをいただいております。

ですが、開設後に

「モバイルアプリやネットバンクの操作方法がわからない」
「定期預金を作りたいけどやり方がわからない」
「カードの更新はどうしたらいいの」


など、たくさんのお声をいただきます。

そこで今回は、開設後も安心な、アンナアドバイザーズのアフターサービスについてご案内いたします。

カンボジアの銀行口座開設とは

カンボジアの銀行金利はとても高く、銀行によって異なりますが、定期預金で年6%以上の利息がつきます。また、米ドル建てで預金ができるのも魅力です。
日本の定期預金は年0.1%未満なので、このようなカンボジアの高金利は、リスクを抑えた資産運用として、とても良い選択肢となります。

カンボジア不動産をご購入いただいたオーナー様の多くは、不動産賃料をカンボジアの定期預金に預けて賃料収入と銀行金利のダブルインカムを楽しんでいます。

日本人の資産は円に偏りがちで、円安になると資産が目減りしてしまいます。
分散投資・リスクヘッジの観点からも、可能であれば資産の約半分を米ドルで保有することをオススメしております。

日本から口座開設ができるカンボジアの銀行

アクレダ銀行(ACLEDA Bank Plc.)

アクレダ銀行は、1993年に国連開発計画(UNDP)と国際労働機関(ILO)による所得向上及び雇用創出の為のプロジェクトとして、中小零細企業を支援する非政府組織(NGO)として設立。
2000年10月に専門銀行に移行し、2003年12月には本格的な商業銀行としての免許を取得。2010年からはカンボジア最大の銀行として、マーケットリーダーの地位を保持。
三井住友銀行が筆頭株主であり、日系企業が株式の約3分の1を取得しています。総資産は96億ドル以上で、顧客数は400万人以上になります。

アクレダ銀行についてはこちら
ACLEDA Bank HP

フィリップ銀行(Phillip Bank Plc.)

フィリップ銀行は、シンガポールに本社を置き、1975年に設立、小売、企業、機関の顧客にあらゆるサービスを提供しているフィリップキャピタルグループのメンバーです。現在15か国で事業展開をしています。Hwang DBSの下で2009年にカンボジアに設立、2014年にフィリップキャピタルグループが買収し、フィリップ銀行に社名変更しました。
カンボジアの中規模商業銀行の1つで、全国に70以上の支店があり5,000人以上の従業員と100万人以上の顧客、保管/管理資産は350億ドル以上、株主資金は15億ドルを超えています。

フィリップ銀行についてはこちら
Phillip Bank HP

Jトラストロイヤル銀行(J Trust Royal Bank Plc.)

J Trust Royal Bankは、2019年にカンボジアの事業を開始しました。カンボジアで15年間以上に亘りサービスを提供、カンボジアの主要外国銀行の1つです。Jトラスト株式会社(東京証券取引所2部上場)とRoyal Group(カンボジア最大のコングロマリットの1つ)の合弁企業です。Jトラストは株式を55%を保有し、残りの45%はRoyal Groupが保有しています。

Jトラストロイヤル銀行についてはこちら
J Trust Royal Bank HP

ABA銀行(Advanced Bank of Asia Ltd.)

ABA銀行は、アドバンスト・バンク・オブ・アジア・リミテッドとして1996年に設立され資産、預金、融資、収益性においてカンボジア最大の商業銀行です。27年間に亘り、市場における地位を強化、中小企業、個人を含む顧客セグメントにサービスを提供してきました。2023年1月時点で資産約3,144億ドルのカナダ・ナショナル銀行の子会社になります。

ABA銀行についてはこちら
ABA Bank HP

口座開設後に起こる困り事

無事にカンボジアの銀行口座開設が完了し、インターネットバンキングやアプリを使って操作をする時に使い方が分からず途方に暮れてしまう方がいらっしゃいます。
シャパンデスクのある銀行であれば、日本語で問い合わせができ解決まで導いてくれますが、シャパンデスクのない銀行ですとクメール語か英語で銀行に問い合わせをしなくてはなりません。言葉の壁があり、解決することができない方も多いと思います。

では、実際にあったお困り事を5つご紹介いたします。

モバイルアプリ、ネットバンクの使い方

こちらは1番多く質問をいただきます。
表記が全て英語になるので、何が書いてあるのかわからないや、使い方がわからないとお困りの方が多くいらっしゃいます。

日本のように操作方法が書いてあるマニュアル的なものがないので、自力で解読しなくてはいけません。

自身の口座に送金をしたいが送金方法がわからない

こちらの質問も多いです。送金先の銀行情報をどこに入力すればいいかわからず、迷子になってしまう方も…
海外送金が初めての方も多いのではないでしょうか。

弊社では、おすすめの銀行をご案内しております。事前のお申し込みが必要ですが、SMBC信託銀行ですと手数料の優遇サービス等を受けることができます

詳しくはこちらをご覧ください。
SMBC信託銀行×アンナアドバイザーズ

定期預金の作り方がわからない

無事に海外送金ができ、自身の口座に入金ができても定期預金の作り方がわからない
銀行によって操作方法が異なり、アプリで完結する銀行もあれば、メールで申請書を依頼する銀行もあります。

1度覚えてしまえば簡単なのですが、最初の一歩が難しいかも知れません。

デビットカードの更新はどうしたらいい?

口座開設をした際に加盟店で利用できる便利なデビットカードを作られた方がほとんどだと思います。
カードの有効期限は5年になるので、引き続き利用をするには更新が必要になります。

ただ、手続きは全てクレール語か英語の対応になるので、自身で行うのは少し難しいかもしれません。

他の代理店やご自身で口座開設をしたけど困っている

こちらは、最近聞くことが多くなりました。
すでに口座を開設しているが、運用方法や追加の手続き方法がわからなくなり、開設時に依頼をした代理店に相談をしたけど、解決してもらえない
現地に行き、自身で開設したため、追加の手続きを日本で行うにはどうしたら…と途方にくれてしまう方もいらっしゃいます。

実際にあったお客様の声

実際に弊社へお問い合わせがあったお客様の声をご紹介いたします。

T.S様

〇〇と申します。私は以前他の会社のサポートにてアクレダ銀行の口座を開設して定期を組んでいるのですがその後サポート会社が事業を撤退してしまい、どこのサポートも受けられない状態にいます。
貴社のWebを観てこちらでサポートしていただけないか、連絡させていただきました。現状定期的に利息報告をアクレダ銀行から送られて来ています。

2017年頃から定期預金をしていて現在カードの期限が切れています。貴社の方でカード再発行と定期金額を追加するサポートをしていただけたらと思います。あと現地に行ってカンボジアの今を見に行きたいと思っているのですがそんなツアーがあるのでしょうか?

こちらは現地に自社の拠点がなく、紹介だけする業者や個人の方が増えているので起こってしまったケースです。
その業者の場合、銀行口座開設を取り扱ってはいるが、現地に拠点がないので現地でのトラブル対応ができませんし、途中でいなく無くなってしまったり、トラブルになる会社さんの典型です。
開設をする際は、開設もサポートも現地に根付いた会社を選ぶことをおすすめいたします。

Y.H様

初めまして。2017年にアクレダ銀行に口座を作りましたが、その時にデビットカードも申し込んだのですが、なぜか作ることができませんでした。それから定期預金の満期を迎えているのですが、インターネットバンキングの仕様が変わり、うまく適応できず、どうすればいいのか困っています
できましたら、デビットカードを作ってお金を引き出したいのですが、どのようにしたらいいか、教えてください。

こちらも上記の方と一緒で、口座開設だけを紹介しサポートが全くされていないケースになります。

Y.H様はこの後、弊社にてデビットカードをお作りさせて頂きました
もちろんお引き出しの方法もご案内し、問題解決となりました。

アンナアドバイザーズのアフターサポート

お困り事を5つご案内しましたが、こちらをまるっと解決できるのがアンナアドバイザーズのアフターサービスです

弊社では現地カンボジアと日本から口座開設ができ、銀行によって異なりますが、個人・共同・法人の口座開設ができます
申込書の作成から開設完了まで、開設後に必要なモバイルアプリやネットバンクの初期設定までをしっかりサポートを致します!

口座開設後は弊社オリジナルのマニアルをお渡ししております。
アプリやインターネットバンキングの操作方法、送金に必要な銀行情報、定期預金の組み方、Q&Aなど、マニュアルを見ながら進められるようになっています。

また、有料になりますがジャパンデスクのない「アクレダ銀行」と「フィリップ銀行」のアフターサポートサービスを行っております。
LINEで簡単にご相談や、オンラインで画面を共有しながらでも、みなさまのお困り事を解決いたします!
日本人スタッフが日本語で対応をいたしますので、安心してご利用いただけます。

デビットカードの更新もアンナアドバイザーズなら日本に居ながらオンライン面談と郵送でお手続きが完了します。お気軽にご相談ください。

お申し込みの流れ

HPの「カンボジア銀行口座開設はこちら」または、「メニュー」からカンボジアの銀行を紹介しているページをご覧ください。

まずはこちらのページで、どこの銀行で口座開設をするか決めましょう

例えば、何よりも金利が1番良い銀行で開設したい方は「フィリップ銀行」
お店でのお買い物やお食事など、デビットカードを使いたい方は「アクレダ銀行」

銀行によって特徴が異なりますので、自分に合った銀行をお選びくださいね。

銀行が決まったら、パスポートをご用意いただき、お申し込みフォームへご入力ください。
必要書類や開設までの流れは銀行によって異なりますので、お申込み後にご案内をしております。

日本から開設の場合、個人口座の開設サポート費用は1,200ドルになります。
お作りできる銀行は限られますが、共同口座と法人口座も開設できます。ご相談ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。とても魅力的なカンボジアの銀行口座開設ですが、開設後にお困りの方が多くいるのも事実です。
せっかく口座開設をしたのであれば、上手く運用をしたいですよね。
アンナアドバイザーズでは口座開設をしたみなさまに満足いただけるよう、アフターサポートサービスを行なっております。

「銀行口座開設だけでもできますか?」とお声を頂きますが、もちろんです!銀行口座開設だけでも大丈夫です!

新規で口座開設を検討中の方、すでに口座を持っているけどサポートをして欲しい方、ぜひアンナアドバイザーズにご相談ください。

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荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

代表取締役 / 宅地建物取引士 / 宅地建物取引業 東京都知事免許(2)第99967号
所属団体:一般社団法人RE AGENT 理事長 / 一般社団法人東京ニュービジネス協議会(NBC) / 公益社団法人全日本不動産協会
1984年生まれ、東京都出身。大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。
著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
   はじめての海外不動産投資