2024年 海外不動産投資をするならカンボジアで決まり!

執筆者:荒木 杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

皆さま、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、2024年最初のお役立ち情報をお届けいたします!

今回の記事は、2023年の振り返りからスタートし、2024年カンボジアのインフラ、観光、新しい空港の完成などなど、カンボジアの魅力をお伝えいたします。

海外不動産投資をご検討中の方、カンボジアを検討されてはいかがでしょうか
ぜひ最後まで、ご覧くださいませ。

2023年を振り返って

2023年は「コロナの終結」「インフレ・円安」そんなイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。

コロナの終結と言っても感染者がいなくなったわけではありませんが、自由に生活ができるようになり人々の行き来が多くなりました。日本でも観光客が戻ってきて、街が活気に溢れていますね。

カンボジアも同様で、カンボジアを訪れる観光客の数は2023年で300万〜400万人と予想されておりました。ですが、2023年8月時点で340万人を突破したので、期待値を大きく上回ったとされます。
2022年の観光客の数は228万人でしたので、かなりのV字回復を言えるでしょう。

2022年にウクライナ戦争が始まり燃油が高騰、さまざまなものがインレフし、燃油が上がれば輸送費に転嫁されるので全てのものがインフレ。そして、広がる日米の金利差を受け、円安も常態化しております。
専門外なので詳しいことは分かりませんが、中東での戦争が激化すると、燃油の供給が不安定になり輸送インフラにも影響が出てきて、懸念点がたくさんあります。早く戦争が終結することを祈っておりますが、2024年もインフレは終結しないのではと思っております

日本でも昨年からインフレしてきました。物価が上がりスーパーでの買い物も1.3倍は値上がりしている感覚です。
コロナ明けの円安効果で、日本では観光客が戻ってきました。観光地域では宿泊費の高騰、観光地周辺の飲食店も観光客向けの価格になり、お給料の上がらない日本では海外旅行はおろか日本国内のレジャーも割高に感じてしまします。

やはり、円安も円高も平均して均していけるよう、ドルコスト平均法メソッドで常にリスクヘッジすることへの大切さを身に染みて感じた1年でした。
カンボジアはドルで資産を形成できるので、さまざまな面で魅力を感じることができますね

インフラ整備で変わるプノンペン

プノンペン中心部は交通渋滞が深刻化しています。
プノンペンの車とバイクの保有台数は、2013年の30万台から5年後の2018年には58万台と倍増しています。また、ベトナムからタイへ向かう国道が整備されてきており、流入が増えているのも原因になっています。

ノレアブリッジの開通

そんな中、昨年「ノレアブリッジ」が誕生しました。
プノンペンのダイヤモンドアイランドとノレアアイランドを繋ぐ橋になります。

この橋によってベトナムからの1号線を使ったアクセス経路が変わり、ダイヤモンドアイランドの雰囲気が変わっていく事が期待できます。ダイヤモンドアイランドエリアから、橋を渡ってAEONに行くことも可能になりました。
また、ノレアブリッジの誕生により、少し南下した地域も発展していくのではないかと思います

高速道路の開通

目玉インフラがカンボジア初の「高速道路開通」
首都プノンペンと、国際物流の最大拠点である南部港湾都市のシアヌークビルをつなぐ高速道路が誕生しました。

公式な発表では2022年11月に開通となっていますが、一般的に利用が開始されたのは2023年の年初になります。これまでは片道5〜6時間かかりましたが、高速道路を利用すると同区間の走行時間は2時間ほどとかなり短縮されます。
物流インフラが整備されて、経済発展にも大きく貢献しそうですね。

シアヌークビルには美しいビーチもたくさんあり、プノンペンからのドライブやプチ旅行など、気軽に楽しくお出かけができますね。


この2大インフラは、プノンペンに新たな発展をもたらしてくれると思っています
人々の動線が変わると発展し、街も変わっていきます。これからがどの様に変化していくのかとても楽しみです。

カンボジアの観光

カンボジアのアンコールワットが『世界で最も素晴らしい朝日を見ることができる場所』とイギリスの情報サイトで選ばれました。
こういったアワードはたくさんありますが、アンコールワットが1位になるのはとても嬉しいですね。ちなみに、2位はアメリカのハレアカラ・クレーターです。

アンコールワットのあるシェムリアップは昨年新しい空港が完成しました。
観光地からは少し離れた場所になりますが、今より多くの人数を受け入れられるようになりました。

シェムリアップは観光が主な収入源になります。コロナ前は観光収入が約49億2,000万ドルありましたが、コロナ禍で観光客が激減しかなりの打撃を受けました。
ですが、2023年1月〜10月の10ヶ月間でシェムリアップの観光客は約60万人を記録し、もう少しでパンデミック前に追いつきます。
また、今年誕生したフン・マネット首相は「シェムリアップに5,000万ドルの投資をし、コロナで冷え込んだ観光業を盛り上げる」と発表しています。貴重な観光資源を政府も本気で盛り上げています。

さらに、アンコールワットから少し北上したところにある「コーケー遺跡」が新しく世界文化遺産に認定されました
新しい空港もでき、世界文化遺産も増えたので、2024年はどんどん盛り上がって欲しいですね。

プノンペン新空港の完成

また、空港のお話になりますが、プノンペンの中心から南下した辺りで新空港の建設が進んでいます
2024年に何本かの滑走路のみ利用できるようになるのではと、耳にしました。

新空港は滑走路4本計画しており、開港時は1,300万人の利用を想定しております。2030年に年間3,000万人、2050年に年間5,000万人の利用を見込んでの建設です。
この新空港はとても良い場所にあり、空港から市内へのアクセスがよく、輸送のインフラが整い国際貿易の発展にもつながっていくのではないでしょうか。

現在の稼働しているプノンペン空港は、カンボジアの王族専用のVIP空港として引き続き利用されていくようです。

新空港の開港で2024年以降に発展が期待できるエリアですが、新空港から「フンセンブルーバード」という広いバイパスがあり、プノンペン中心部へつながっています。ちょうど中間地点くらいに2023年に完成した巨大施設、イオンモール3があります。
アクセスや利便性に優れ、将来的には住宅やマンション、インターナショナルスクール等多数のプロジェクトが計画されるなど人口の増加が見込まれ、広域での集客が期待される立地環境になるのではないでしょうか。

新首相 フン・マネット

2023年、カンボジアの出来事で1番大きな変化といえば、首相交代ではないでしょうか。
フンセン首相の長男で46歳と若いですが、父親が築いた安定した政権を引き継ぎ、安定した政治が行われることを期待したいですね。

フン・マネット氏は経歴がとても立派で、厳しく、かつ優秀な生徒しか入学できないアメリカの陸軍士官学校を卒業し、ニューヨーク大学で修士号、イギリスのブリストル大学で博士号を取得されています。経済学について学ばれていたとのことで、知性、体力、忍耐力を兼ね揃えたスーパーエリートです。

2023年の年末に来日し、セミナーに登壇されていました。フン・マネット氏が登壇されるとのことで拝見させて頂きましたが、英語が堪能で、表情は柔らかく優しそうで、親しみやすい感じがありました。
『海外の投資を呼び込んで国を成長させよう』と、米ドル建、送金規制なし、キャピタルゲイン課税なし、2024年も変わらず魅力的な投資環境を提供していくとのことです。カンボジアのこれからに期待ができそうです。

まとめ

カンボジアは数字を眺めていても、景色を眺めていても、人を眺めていても、成長を感じます。もちろんカンボジアの人口はまだまだ少ないので、経済規模が小さく爆発的に大きくはなりません。
ですが、着実に経済発展を遂げていると感じます

また、カンボジアは日本の法律をお手本にしているので、日本との親和性が高いです。
経済特区へもっと企業が進出してもいいのではと感じます。
カンボジアは官民一体となって企業誘致をしており、法整備も準備を進めています。
日本だけでなく、世界の企業へアピールしているので、益々の発展が期待できると思います

しかし、物件選びはなんでもいいというわけではありません。
アンナアドバイザーズは、日本とカンボジアにオフィスがあり、カンボジア不動産に精通したスタッフがお客様の希望に添った良い物件をご提供いたします。お気軽にご相談ください

アンナアドバイザーズでは、基本的に毎週水曜日と月1回の土曜日にオンラインセミナーを開催しております。
また、メールマガジンやYouTube、公式LINE、HPブログなどでも情報を発信しておりますので、ぜひ覗いてみて下さい。

これから海外不動産投資や銀行口座開設をご検討の方、既にご購入頂いていて、追加購入をご検討頂いている方、お気軽にお問合せフォームからご連絡を頂けますと幸いです。

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荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

代表取締役 / 宅地建物取引士 / 宅地建物取引業 東京都知事免許(2)第99967号
所属団体:一般社団法人RE AGENT 理事長 / 一般社団法人東京ニュービジネス協議会(NBC) / 公益社団法人全日本不動産協会
1984年生まれ、東京都出身。大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。
著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
   はじめての海外不動産投資