カンボジア不動産投資の魅力を徹底解説!

執筆者:荒木 杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

「なぜカンボジアへの不動産投資がおすすめなんですか?」

このような質問を海外不動産投資を検討している方から受けることがあります。
たくさんある新興国の中でも、親日国であったり、日本からのアクセスがしやすかったりと、理由はたくさんあります。

今回は、その中でも特におすすめするカンボジア不動産投資だけの魅力ををご紹介いたします。

カンボジアでは米ドルが主要通貨

カンボジアでは、カンボジア・リエル(KHR)と米ドル(USD)の両方が広く使われています。
実際には、多くの場所で米ドルが主要な通貨として受け入れられており、観光地やビジネスエリアでは特に米ドルがよく使われています。

カンボジア政府は、米ドルとリエルの両方を公式通貨として認めているため、物価表示や取引においてどちらの通貨も使用されています。特に観光業や国際ビジネスでは、米ドルを使うことが一般的です。

そのため、カンボジアを訪れる際には、両通貨の使われ方を理解しておくと便利です。また、カンボジアで現地通貨を得る場合は、小額の取引や地元の店舗であればリエルを使用することが多いですが、大きな取引や観光地では米ドルの使用が一般的です。

なぜ米ドルでの取引がいいの?

不動産投資において米ドルでの取引は一般的な方法の1つです。米ドルは国際的に広く使われている通貨であり、多くの国で安定して受け入れられています。
不動産投資家が米ドルを使用する利点があるのです。

  • 国際的な市場
    米ドルは世界中で広く流通しており、国際的な不動産市場で広範に取引が行われています。これにより、海外での不動産投資が容易になります。
  • 通貨の安定性
    米ドルは一般的に他の多くの通貨と比べて比較的安定しています。これは、不動産取引において通貨価値の変動リスクを軽減することができます。
  • 簡単な決済
    国際的な不動産取引において、米ドルを使用することで取引が円滑に進むことがあります。多くの国で外国為替規制が厳格である場合、米ドルを使った方がトランザクションが簡単になることがあります。


ただし、不動産投資においては、為替リスクや法律、税金などの要素を考慮する必要があります。特に国際的な不動産投資は複雑であり、専門的なアドバイスを受けることをおすすめします。不動産投資を行う前に、目的地の法律や規制について十分に理解し、リスクとリターンを慎重に評価することが重要です。

カンボジアの銀行の高金利

カンボジアの銀行金利は、カンボジア国立銀行(National Bank of Cambodia)によって指導されています。
カンボジアの銀行金利は一般的に比較的高めで、預金の金利と融資の金利の両方が高い場合があります。これは、カンボジアが成長途上国であり、金融市場が発展途上であることが一因です。

2023年8月時点では、カンボジアの一般的な預金金利は、年間で4%から6%程度であることが一般的です。
ただし、これらの金利は銀行によって異なり、また変動する可能性があるため、最新の金利情報を得るには現地の銀行や金融機関に問い合わせることが重要です。


なぜ預金金利が高いと不動産投資で得をするのでしょうか?

不動産投資ではインカムゲイン(家賃収入)による収入が得られます。
この家賃収入の振り込み先をカンボジアの銀行にして、預金をしておくことによって金利がつきます。預金金利が高いカンボジアで不動産投資をするのがいい理由がここにあります。

ただし、カンボジアの預金金利は、国内のインフレーション率や経済の状況によっても影響を受けるため、変動する可能性があります。また、金融機関の競争や政府の金融政策によっても金利が変動することがあります。

日本からカンボジアの銀行口座開設

日本から郵送やオンラインでカンボジアの銀行口座が開設できます。
アンナアドバイザーズでは「アクレダ銀行」「Jトラストロイヤル銀行」の口座開設をサポートしています。

弊社がオススメするカンボジアの銀行口座開設
アクレダ銀行口座開設サポート
Jトラストロイヤル銀行口座開設サポート

現地カンボジアに渡航の場合も、もちろんサポートいたしますのでご相談ください。

他国でも預金金利の高い銀行はあります。しかし、貨幣価値の信用があまり高くないことが多いのです。
カンボジアは米ドルによる貯蓄になります。米ドルだからリスクが0ではありませんが、貨幣価値の心配は低いでしょう。

カンボジア不動産の利回り保証と買取保証

カンボジアの不動産市場において、一部のデベロッパーや不動産業者は「利回り保証」や「買取保証」を提供している場合があります。これは物件やデベロッパーによって異なりますが、新築のコンドミニアムやホテルの一部といった特定のプロジェクトによく見られます。
これは、デベロッパーや不動産業者が投資家を引き付け、早期に売り上げを確保するための販売戦略の一環として提供されることがあります。

・利回り保証:不動産を購入した投資家に対して、一定期間内に固定された利回り(通常は年利率)を保証するというものです。
・買取保証:投資家が特定の不動産を購入した場合に、将来的にその不動産を一定の価格で買い戻すという保証を意味します。


アンナアドバイザーズで取り扱っている「フラットアイアン・バイ・メリディアン」を例に説明していきます。
この物件は、アパートホテルとオフィスが入っているので2つを比較しながら見ていきましょう。

アパートホテル:約9年間で平均利回り8%&買取保証オプションつき
オフィス:約9年間で平均利回り9%&買取保証オプションつき
※2023年8月時点

フラットアイアン・バイ・メリディアン(FLATIRON BY MERIDIAN)

これほどしっかりした利回り保証と買取保証がついていると、リスクが大きいと言われる新興国の不動産も安心して投資することができますよね。


ただし、買取保証が提示される場合でも、投資家は注意が必要です。買取保証が付いているからといって、投資が必ず成功するわけではなく、将来の不動産市場の動向や経済の状況によっては保証が実現しない可能性もあります。

以下の点に注意することが重要です。

  • デベロッパーや不動産業者の信頼性を確認する。
  • 買取保証の期間や条件をよく理解する。
  • 不動産市場や経済の状況についてリサーチする。
  • 法律や契約の詳細を理解するために専門家の助けを求める。

投資はリスクを伴うものです。不動産投資は慎重な判断と事前の調査が必要です。
投資を検討する際には専門家の意見を仰ぐことが重要です。

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荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

宅地建物取引士 / 1984年生まれ、東京都出身。
大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。
2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。

著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
   はじめての海外不動産投資