カンボジア不動産を本で学ぶ!おすすめ書籍5選もご紹介

執筆者:荒木 杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

カンボジアは国内経済が年々発展しており、外国人投資家からの注目を集めています。
周辺国より物件価格の相場が安いうえに10%前後の高利回りも狙えるなど、不動産投資においても魅力的な環境です。
一方で、カンボジア不動産の投資環境や税制・法制度などを適切に理解していないと、不動産投資で想定していた利益を得づらいのも事実です。

今回は、カンボジア不動産を書籍で学ぶメリットや注意点などを詳しく解説します。
カンボジア不動産投資でおすすめの書籍も厳選してご紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。

カンボジア不動産は狙い目の投資環境

カンボジアはGDPが右肩上がりに成長しており、国民の平均年齢が2025年段階で約26歳と若年層が多いため、豊富な労働力を背景に将来的な発展も期待されています
国内経済の成長に伴って国民の平均所得が増えていることから、住宅需要が拡大していく可能性が高いです。

外国資本100%で法人を設立でき、所得税・法人税が安いため、外国企業の進出も増えています。
カンボジア不動産は居住用・事業用物件ともに高い需要があり、市場は活況です。
周辺国と比較して物件価格が比較的安価な点から、小資本でも参入しやすく、初心者にも狙い目といえます。

カンボジア不動産投資については、こちらでも詳しく解説しています。

カンボジア不動産投資を書籍で学ぶメリット7選

カンボジア不動産投資は初心者にとっても参入しやすい環境ですが、投資を成功に導くには適切な知識がカギとなります。
ここでは、カンボジア不動産投資の知識を学ぶ媒体として、書籍を選ぶメリットを7つに分けて解説します。

著者の投資に関する考え方を体系的に理解しやすい

カンボジア不動産投資関連の書籍は、著者の投資に対する考え方を体系的に学びやすい媒体です。
昨今はカンボジア不動産投資を解説するブログや動画が多くありますが、ブログや動画は個別のテーマを扱いやすい一方で、投資全般を俯瞰して扱うのは不向きです。

書籍は著者の考え方を筋道立てて一冊にまとめていることから、カンボジア不動産投資を総合的に理解しやすいといえます。

不動産投資に関連した専門用語を理解しやすい

カンボジア不動産投資を行う過程で、収益・税金の種類や投資に関する法制度は、実際の運用に密接に関係してきます。
それぞれに名称があり、各用語を正確に把握しておかないと、不動産投資を深く理解しづらいでしょう。

書籍では不動産投資の専門用語についても解説しているものが多くあり、書籍を読むことで専門用語の名称や性質を把握でき、不動産投資への理解を深めやすくなります

税金や法制度など専門的な知識を身につけやすい

前述したように不動産投資には多くの専門用語があり、特に税金や法制度などは国によって異なるため、理解しづらい傾向にあります。
海外不動産投資関連の書籍では、書籍内で扱う国の税制・法制度を詳しく解説したものが多いです

また、文字をご自身のペースで追えるため、動画などのコンテンツよりも内容を理解しやすいことがあります。

書籍によってはほかの資産運用方法との比較がしやすい

海外不動産投資は資産形成の有力な手段ですが、投資家全員に適しているとは限りません。
投資家の個人的な性格や資産状況によっては、海外不動産投資以外の手段を選んだほうが良い場合があります。

海外不動産投資の書籍では、不動産投資以外の資産形成方法を紹介しているものもあります。
海外不動産投資以外の選択肢が示された書籍を読めば、ご自身に最適な資産形成を選びやすくなるでしょう。
後述する荒木の著書内では、性格別におすすめの投資タイプをご紹介しております。

不動産投資の成功・失敗パターンを理解しやすい

海外不動産投資に関する書籍の著者には、実際に不動産投資関連の事業を経験していたり、専門的な知識を持っていたりする人物が多いです
著者が多くの投資家と接している場合、実際の投資事例を通して、成功・失敗のパターンを把握している可能性が高いです。

成功・失敗の両事例を知ることで、読者ご自身の行動と照らし合わせて投資の成功率を上げやすくなるでしょう。

記載された情報の信ぴょう性が高い

書籍は一般的に、編集者が内容の正確さや誤字脱字の校正などを行ったうえで発刊されます。
編集者の校閲・校正を経ることで内容が正確になりやすく、信ぴょう性の高い情報を得やすいといえます。

また、不動産投資関連の書籍では、投資環境を解説する裏付けとなるデータが図表で示されたものが多いです。
国連や国内省庁といった公的機関が公表しているデータを解説に用いている場合、より信頼性の高い情報を根拠にしているといえるでしょう。

読者のなかで投資の判断基準が確立されやすい

海外不動産投資関連の書籍では、著者の投資に関する考え方が体系的にまとめられているため、書籍を通じて読者が深い理解を得やすいです。
書籍から得た知識や考え方が読者に根付き、海外不動産投資に対する判断基準が養われやすくなるでしょう。

書籍を読む際に余白にメモを書き込んだり気になった部分に印を付けたりすることで、読者が書籍の内容をより深く理解し、思考を整理しやすいのも特徴です。

カンボジア不動産投資を書籍で学ぶ際の注意点5選

カンボジア不動産投資を書籍で学ぶことで、投資全般を体系的に理解しやすい一方で、注意点もあります。
ここでは、カンボジア不動産投資を書籍で学ぶ際の注意点を5つに分けて解説します。

内容に著者の立場や主観が反映されがちである

カンボジア不動産投資関連の書籍を読むことで著者の考え方を理解しやすい一方で、書籍の内容が著者の立場や主観に基づいている可能性があるので要注意です。
例えば、カンボジア不動産の仲介業者が著者である場合、自社サービスに誘導するためにほかの投資法や他国の投資市場をネガティブに表現している可能性があります。

著者の考え方がすべて正しいとは限らないという前提のもとで、書籍を読むことが重要です
複数の著者による書籍を読んで、内容を比較検討することなども効果的です。

情報が執筆当時のもので古いことがある

不動産投資関連の書籍では、書籍内で解説されている投資環境や税制・法制度などは執筆された当時のものに基づいています。
情勢の変化や法改正などで、書籍が執筆された当時と投資環境が異なるケースがあるので要注意です。

特にカンボジアは不動産投資に関する法整備が進んでおり、投資環境が変化しやすいので注意が必要です。
カンボジア不動産投資関連の書籍は、発行から約3〜5年以内のものを選ぶことをおすすめします。
また、最新情報については書籍よりも頻繁に内容が更新されやすいYouTubeなどのSNSを併用するのが有効です。

カンボジア不動産投資関連のおすすめYouTubeについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

成功例に再現性がない可能性がある

カンボジア不動産投資関連の書籍で紹介される成功事例には、著者だからこそ成し得た場合があり、著者以外では再現性が乏しい可能性がある点に注意が必要です。
例えば、著者が並外れて高い計算能力を持っていたり懇意な仲介業者から収益性の高い物件を契約できていたりした場合、読者全般に同じ事例を当てはめるのは困難でしょう。

書籍内で紹介される成功事例が著者の能力や運に大きく依存せず、読者が実践しやすい考え方や行動であるかを吟味することがポイントです。

書籍内で示された数値・データの裏付けに気をつける

カンボジア不動産投資関連の書籍では、内容の解説に図表などを用いて、具体的な数値やデータを記載している場合があります。
書籍内で示された数値やデータについては、著者の推測に留まったものでないかを確認することが重要です。

数値やデータを用いている部分に、出典や参照元を記載しているかどうかがひとつのチェックポイントになります。
公的機関が公表している数値やデータに基づいた内容は、情報の信頼度が高く客観性・真実性があると判断しやすいでしょう。

ほかの資産形成も選択肢に入れておく

カンボジア不動産投資は資産形成の有力な選択肢のひとつですが、人によっては他国の投資環境のほうが向いていたり、ほかの資産運用が向いていたりします
書籍を読むことでカンボジア不動産投資を全般的に理解しやすくなりますが、そのほかの選択肢も視野に入れておくことが重要です。

また、投資には仮に損失が出てもさほど実生活に影響のない余剰資金を充てるのが鉄則です。
カンボジア不動産投資に資金を全額投入するよりも、他国の不動産やほかの資産運用と組み合わせる分散投資によってもリスクを回避しやすくなります。

【紙or電子書籍】不動産投資を学ぶ際の媒体を比較

近年は電子書籍も普及してきており、紙に代わる媒体として利用者が増えていています。
カンボジア不動産を学ぶ際には、紙と電子のどちらがより便利なのでしょうか。
ここでは、書籍の媒体ごとのメリット・注意点について解説します。
もちろん、紙と電子の両方の媒体を購入いただくのが、著者にとっては最も大きな喜びとなるでしょう。

紙媒体の書籍で不動産投資を学ぶ5つのメリット

紙媒体の書籍は書店で購入でき、店頭にない場合は取り寄せも可能です。
昨今は通販サイトなどで購入できる書籍が多く、インターネット経由で書籍を購入する読者も増えています。
ここでは、紙媒体で不動産投資を学ぶ際のメリットを5つに分けて解説します。

場合によって電子書籍より内容が定着しやすい

我々人類は古代から紙に慣れ親しんでおり、紙媒体の書籍のほうが電子書籍よりも遥かに長い歴史を持ちます。
現代人である我々にも、古代から受け継がれてきた紙の本への愛着があるのかもしれません。

実際に、国内外の複数の研究によって、紙の本のほうが電子書籍よりも内容の定着率が高かったという結果が報告されています
紙の本は視覚だけでなく、実際の肌触りなど、より五感に訴えやすい媒体であるといえるかもしれません。

図表・データなどを直感的に把握しやすい

カンボジア不動産投資関連の書籍では、内容を理解しやすくするために、図表やデータが提示されるものがあります。
紙の書籍は読者が把握しやすいように、図表などの書体や大きさを工夫したものが多いです。

図表・データが視覚的に把握しやすいレイアウトになっていることで、内容を直感的に理解しやすくなります。

長時間読んでも目が疲れにくい

電子書籍はスマホやパソコンなどの電子機器を媒介としていますが、多くの電子機器からはブルーライトが発生しており、眼精疲労の原因になりやすいことが報告されています。
紙の書籍はブルーライトを発しないため、電子機器よりも眼精疲労が出にくいとされており、長時間の読書に適しているといわれます。

特にブルーライトは睡眠を浅くする作用があるといわれており、就寝前の読者には不向きといわれます。
ただし、紙の書籍であっても暗所などで読むと目への負担が大きいので要注意です。

重要な箇所や気になる部分をすぐに参照しやすい

紙の書籍は手に取りやすく、ページをめくりやすいといった構造上のメリットがあります。
ページの余白にメモ書きしたり、気になる部分にしおりや付箋を挟んだりするなど、書籍内に印を残しやすいのが特徴です。

また、複数の書籍を近くに置いて交互に比較するといった読書法も実践しやすく、扱いやすさや視認性の高さもメリットに挙げられます
電子書籍にもメモやしおり機能が搭載されているものがありますが、やはり扱いやすさでは紙媒体の書籍のほうが有利ではないでしょうか。

読後も手元に残りやすい

紙の書籍は手元に残るため、好きな場所に置いたり本棚に陳列したりと、読後も好きな方法で保管しやすいです
また、貸し借りをしたりプレゼントしたりするなどといった形での共有もできます

荒木の著書も、プレゼント企画の景品やセミナーご参加特典として進呈させていただくことがございます。
また、著者にとっては悲しさはあるものの、不要になった書籍は売却も可能です。
古本屋などに買い取ってもらうほか、書籍によってはフリマサイトなどで取引されるケースもあります。

紙媒体の書籍で不動産投資を学ぶ3つの注意点

不動産投資を紙媒体で学ぶ際には、注意点もあります。
ここでは、紙媒体で不動産投資を学ぶ際の注意点を3つ解説します。

電子書籍より持ち運びづらい

紙媒体の本は一般的に、電子書籍よりも厚みや重さ・大きさが出やすく、形状によっては持ち運びに不向きです。
特にカンボジア不動産投資関連の書籍は、ペーパーバックや単行本など文庫本より大型のものが多く、より持ち運びづらい形状になりがちです。

小型のバッグには入りづらいほか、ほかの荷物を圧迫しやすい可能性があります。

水濡れや折れなどで劣化しやすい

紙媒体の書籍は、水濡れや折れ・長期保管した際の紙焼けなど、物理的に劣化しやすいです
また、一度汚損した部分は容易には元に戻せません。

書籍が傷んだ状態だと手に取った際の劣化が目立ちやすく、ストレスに感じられるかもしれません。
また、書籍の汚損は、売却時にも減額されたり買い取り自体が不可能になるなどの影響があります。

書籍によっては入手しづらい

カンボジア不動産投資は市場規模自体が比較的小さく、海外不動産投資全体でみるとニッチな市場といえます。
読者のニーズが他ジャンルよりも少なくなりやすいため、書店では入手しづらいかもしれません。

Amazonなどの通販サイトで購入できる場合がありますが、品薄の書籍は発送までに時間がかかる可能性があります。
また、書籍が絶版になると書店・通販サイトともに取り寄せが困難です。

フリマサイトなどで絶版になった書籍が出品されることがありますが、プレミア扱いで高値が付けられる場合があります。

電子書籍で不動産投資を学ぶ5つのメリット

電子書籍はインターネット上の販売プラットフォームから購入でき、ダウンロードしたデータをスマホやパソコンなどで表示します。
目への負担が少なく操作しやすい専用のリーダーもあるので、本格的に電子書籍を読む方は入手してみるのもおすすめです。
ここでは、不動産投資を電子書籍で学ぶ際のメリットを5つに分けて解説します。

購入してからすぐに読みやすい

電子書籍はインターネット上の販売サイトなどで購入後、ダウンロードが可能になります。
ダウンロードが完了した直後から読書を始められるため、すぐに情報を得やすいのが特徴です。
書店で購入後に書籍を持ち帰ると読むまでにタイムラグが発生しがちですが、電子書籍はその場ですぐに読書を始めやすいです。

外出先などでも携帯端末で読みやすい

電子書籍はスマホやタブレットなどの携帯端末でも表示可能で、持ち運びに便利です。
特にカンボジア不動産投資関連の書籍は、紙媒体だと大型になりやすいですが、電子書籍であれば何冊でも携帯端末に収納できます

紙媒体の書籍のように汚損する心配がないため、取り扱いに神経をほとんど使わなくてよいのも特徴です。

紙媒体の書籍よりも値下げされやすい

日本国内の書店や小売店で販売される出版物には「再版制度」が導入されています。
再版制度とは、文化の保護や独占禁止などを目的として、店頭に並ぶ出版物を全国均一の価格で販売する仕組みです。

再版制度で保護されているため紙の書籍は定価通りに販売されますが、実体を持たず店頭販売されない電子書籍は再版制度の適用外で、販売者が自由に価格を設定できます。
電子書籍は価格を自由に設定できるため、販売者間での競争が起こりやすく、値下げされやすい傾向にあります。

サイトによってはキャンペーンセールなどを開催しており、タイミングによっては通常時より安く購入することも可能です

メモ機能など便利な機能が多い

電子書籍は購入したサイトやアプリを経由して表示されますが、プラットフォームによってはメモやブックマークといった機能が搭載されています。
紙の書籍はメモ書きやしおりといった目印を残しやすいのが特徴ですが、電子書籍の表示媒体によっては紙の書籍を使用する際の感覚の再現が図られています。

特にカンボジア不動産投資関連の書籍は学ぶ情報が多いため、電子書籍でメモ機能などが使用できると、より効果的に内容を理解しやすいです

本棚などの保管スペースを取らない

電子書籍は紙媒体の書籍とは異なり、実体を持ちません。
ダウンロードしたデータを対応する端末で表示する仕組みですが、電子書籍自体は物質として存在しないため、保管のためのスペースが不要です。

カンボジア不動産投資関連の書籍はペーパーバックや単行本など大型のものが多いため、電子書籍による省スペースの効果がより大きくなりやすいです。

電子書籍で不動産投資を学ぶ3つの注意点

海外不動産投資を電子書籍で学ぶ際にも、いくつかの注意点があります。
ここでは、電子書籍で不動産投資を学ぶ際の注意点を3つ解説します。

図表などが紙媒体より見づらい

カンボジア不動産投資関連の書籍では、内容の裏付けとなる図表が掲載されるものがあり、紙媒体の書籍では見やすいレイアウトになっていることが多いです。
電子書籍でも図表が掲載されますが、表示するデバイスによっては小さくなるなど見づらい可能性があります。
スマホ最適化されていないWebサイトは携帯端末で閲覧しづらいですが、似たような感覚といえるかもしれません。

操作による拡大は可能ですが、複数の図表を並べて比較している部分などでは、大きすぎて比較しづらいことがあります。

対応デバイスがないと閲覧できない

電子書籍はスマホやタブレット・パソコンなどのデバイスを介して閲覧します。
裏を返せば、対応するデバイスがないと電子書籍を閲覧できません

外出時などはスマホなどの携帯端末による閲覧が多くなると思われますが、閲覧中に端末のバッテリーを消費してしまいます。
また、スマホで閲覧中は、ほかの操作ができないので不便に感じるかもしれません。

売却ができない

電子書籍は購入時のアカウント経由でダウンロードできますが、仕様上、紙媒体の書籍とは異なり原則として売却できません。
また、電子機器で表示するという性質から、個人間での貸し借りや譲渡も困難です。

電子書籍は売却や受け渡しが難しく、基本的には決済に用いたアカウント上に保持し続けるしかありません

カンボジア不動産投資のおすすめ書籍5選

書籍はカンボジア不動産投資を深く理解するのに役立ちます。
ここでは、カンボジア不動産投資関連のおすすめ書籍を5冊に厳選してご紹介します。

荒木杏奈・木下勇人 | はじめての海外不動産投資

手前味噌で恐縮ですが、荒木は創業から約10年のタイミングで『はじめての海外不動産投資』を出版させていただきました。
『はじめての海外不動産投資』の概要は次の通りです。

発売日2022/9/30
出版社クロスメディア・パブリッシング
ページ数152ページ
電子書籍対応あり(Amazon kindleなど)

著者や書籍の詳細は、以下で詳しく解説いたします。

荒木杏奈はカンボジア不動産投資の先駆者

荒木は金融機関の投資部門に会社員として勤務していた経験があり、海外の投資環境を調査する業務の一環でカンボジアに赴任しました。
赴任前はカンボジアにネガティブなイメージを抱いていましたが、実際に赴任すると、国としても投資環境としても非常に魅力的であることに気づかされました。

後に会社都合でカンボジアからの撤退が決定しましたが、荒木はカンボジアの投資環境に将来性を見出し、現地で独立・起業という選択をします
自身の株式運用で蓄えていた資金を元手にカンボジア不動産投資を行いますが、転売に成功し、利益を得ることができました。

ブログで投資のノウハウなどを発信していたところ、ご縁があって日本人投資家の内藤忍さんに複数の物件をご購入いただき、事業が躍進する機会になりました。
当時は今よりもカンボジア不動産市場が小さいうえに、SNSで情報発信をしている20代女性経営者は非常に珍しかったようです。

SNS発信やメディアへの露出による認知拡大もあってか、ありがたいことに書籍を上梓する機会をいただけました。

投資初心者向けに海外不動産投資をわかりやすく解説

拙著は投資初心者の目線に合わせて、リスクを最小限に抑えた海外不動産投資を解説しています。
荒木自身、「失敗しても失うものがない」といった心境で、初めての不動産投資ではリスキーな運用をしてしまっていました。

初めての不動産投資では、具体的な目的を設定しておくことが特に大切で、漠然とした運用や勢い任せの資金投入では成功率は高くありません。
拙著では多くの投資家が陥りがちな失敗パターンをご紹介し、リスクを想定して実践すべきことを正しく実践したうえでの成功法則を指南しております

また、カンボジア不動産投資の税制など数字が密接に関わる部分については、より正確性を期すために税理士の木下勇人先生に執筆をお願いしました。
税務のスペシャリストである木下先生の監修も加わったことで、初心者向けの不動産投資の完全ガイドともいえる内容になっております。

荒木杏奈は「令和の虎」出演によって他業種の知見を獲得

荒木は現在、人気ビジネス系YouTube番組「令和の虎」(チャンネル登録数150万人・2025年11月現在)にレギュラー出演中です。
「令和の虎」は、起業や事業拡大をしたい志願者が5人の虎と呼ばれる投資家役にプレゼンをし、結果次第で虎からの資金提供やサポートを得られるといった番組です。

荒木は虎の1人として番組に継続して出演中ですが、虎や志願者の業種は実に多岐に渡ります。
荒木は自身の経験や知識を活かせる不動産業・金融関連業に携わっているものの、他業種との交流機会はほとんどありませんでした。

「令和の虎」関連のコミュニティでは他業種の方々とも交流できる機会が多く、非常に良い刺激になっております。
「令和の虎」出演を通して、素晴らしい経営者の方々とお仕事できる機会も増えており、荒木にとってかけがえのない財産です。

「令和の虎」で得た知見や人脈を自身の事業にも活かして、より邁進していく所存ですので、ぜひ弊社の今後にご期待ください。

谷俊二 | 続・勝つためのカンボジア投資

谷俊二さんはカンボジア不動産業界の第一人者的な存在で、「J-Tower」シリーズの開発などで広く知られています。
『続・勝つためのカンボジア投資』の概要は以下の通りです。

発売日2025/5/7
出版社金風舎
ページ数224ページ
電子書籍対応あり(Amazon kindleなど)

著者や書籍の詳細は、以下で詳しく解説いたします。

谷俊二さんはカンボジア不動産界の伝説的なパイオニア

谷俊二さんは元敏腕証券マンとして東京で活躍していましたが、同期間中に故郷の兵庫県が阪神・淡路大震災に見舞われました。
震災による故郷の深刻な被害を目にした谷さんは、「故郷の助けになりたい」との思いで証券会社を辞職後、地元で不動産会社を興します。

谷さんの経営する不動産会社は震災復興に貢献するとともに業績を伸ばし、兵庫県でも広く知られる規模に成長しました。
谷さんは会社経営を通じて不動産建設・不動産投資などの知見を養っており、2013年にはカンボジアへの進出を果たしました

カンボジアでも持ち前の頭脳やバイタリティを活かし、国内最大級のコンドミニアム「J-Tower」シリーズの開発・販売に至っています。
谷さんは外国人でありながら大型コンドミニアムの開発という快挙を達成しており、カンボジア不動産業界でも伝説的なパイオニアとして勇名を馳せています。

現地事情を絡めた解説で再現性の高い投資法を伝授

本書は同じく谷俊二さん著の『実録 勝つためのカンボジア投資』の続編にあたります。  
前著では書き切れなかったカンボジア不動産の法制度やルールも取り上げられており、まさに完全版といえる逸品です。

谷さんは著書内で「真面目にやればカンボジア不動産は誰でも稼げる」と説いており、現地日本人の失敗事例を交えながら成功へのアプローチを解説しています。
著書内では現地日本人の行動を赤裸々に記しており、現地のリアルな事情についても触れられているのが特徴です。

ネガティブな事情も包み隠さず、ストレートな筆致で斬っていくのは、谷さんならではの持ち味です。
痛快な語り口でありながら、データや数字的根拠も示されており、再現性の高い投資法について余すところなく学べます

福島啓修 | カンボジア/ベトナム/マレーシア 儲かる不動産は東南アジアの“ここ”で買え

『カンボジア ベトナム マレーシア 儲かる不動産は東南アジアの“ここ”で買え』は、不動産投資で特に人気のある東南アジアの3か国を紹介し、それぞれの投資環境を比較しているのが特徴です。
『カンボジア ベトナム マレーシア 儲かる不動産は東南アジアの“ここ”で買え』の概要は以下の通りです。

発売日2017/12/12
出版社幻冬舎
ページ数224ページ
電子書籍対応なし(単行本のみ)

カンボジアだけでなく、ベトナムやマレーシアなども投資環境として魅力的で多くの投資家が参入しています。
本書を読むことで、読者はよりご自身に合った投資先を選びやすくなるでしょう。

著書の福島啓修さんは、大手金融会社で投資部門・商品開発などに広く携わります。
2013年に投資会社レノを立ち上げて代表取締役に就任、2016年にはレノの子会社・シティインデックスの代表取締役を兼任しています。
東南アジア不動産や国内不動産など、幅広い分野に知見のある不動産投資のエキスパートです。

スティーブ金山 | 知識ゼロでも稼げる カンボジア投資入門

 『知識ゼロでも稼げる カンボジア投資入門』はカンボジア不動産投資の初心者向けに、居住物件・事業物件などのさまざまな投資を丁寧に解説しており、入門書に最適です。
『知識ゼロでも稼げる カンボジア投資入門』の概要は以下の通りです。

発売日2013/1/25
出版社アールズ出版
ページ数171ページ
電子書籍対応なし(単行本のみ)

本書を読むことで、知識ゼロの状態からでもカンボジア不動産投資を理解でき、投資を始められるようになるでしょう。
ただし、発刊時期が2013年と少し古いため、ほかの書籍との併読がおすすめです。

著書のスティーブ金山さんはFX運用・アメリカ不動産投資などを経て、さまざまな分野を熟知した投資家です。
カンボジア不動産のほかにも、ビットコインや香港関連投資などの著作があり、まさに投資のオールラウンダーです。

大山一也・織田耕平 | 海外不動産で資産を増やす! 医師のためのフィリピン・カンボジア投資

『海外不動産で資産を増やす! 医師のためのフィリピン・カンボジア投資 』は、特に医師に向けてフィリピン・カンボジアへの投資を解説しています
海外不動産で資産を増やす! 医師のためのフィリピン・カンボジア投資 』の概要は以下の通りです。

発売日2016/8/24
出版社幻冬舎
ページ数202ページ
電子書籍対応なし(単行本のみ)

一般的に医師には高収入の方が多く、本業と並行しやすい不動産投資を検討する方も多くいらっしゃいます。
本書を読むことで、フィリピン・カンボジア不動産を購入すべきエリアを理解できるでしょう。

大山一也さんは、不動産投資会社を経て同分野の会社を設立したほか、医療施設の再建や医療法人の設立などの実績があります。
織田耕平さんは、国内メーカーにて海外向け営業職を経験した後にシンガポールに法人を設立し、現在は医師や税理士向けの事業継承・資産運用コンサルなどで活躍中です。

カンボジア不動産投資ならアンナアドバイザーズ

弊社はカンボジアをはじめとする海外不動産投資を通じて、お客様の資産形成をサポートしております。
荒木自身がカンボジア不動産投資などの資産運用を経験しているほか、実際に数多くの投資事例をみています。

多くの事例を通じて成功率の高い投資パターンを熟知しており、お客様個別の事情に応じて最適の投資スタイルをご提案をできるのが強みです。
カンボジア不動産では、前述した谷さんの「J-Tower」シリーズなど、収益性の高い物件を厳選してご紹介します。

弊社でご紹介する物件は複数のスタッフで視察して厳格に審査するほか、現地ツアーなどでもご案内可能です。
書籍では読者全般に向けて投資の成功法則をお伝えしておりますが、弊社サービスをご利用いただくことで、より具体的な「勝ちパターン」をご提案いたします

まとめ

カンボジア不動産投資は、今後の市場規模拡大が期待されており狙い目である一方、初心者の参入はハードルが高く感じられるかもしれません。
カンボジア不動産投資関連の書籍では、著書の解説を体系的に把握しやすく、初心者向けの著書も多くあります。

カンボジア不動産投資を書籍で学ぶと深く理解しやすい一方で、著書の持論に偏っている可能性もあるため、複数の書籍を読み比べるのもおすすめです。
紙媒体・電子書籍にはそれぞれ利点があり、紙媒体の書籍は書店での取り寄せのほかネットでも購入できます。

拙著「はじめての海外不動産投資」は、投資初心者向けに失敗を避けやすくするための不動産投資について詳しく解説しております。
弊社ではお客様ごとに丁寧に収支を予測して、最適な不動産物件をご案内可能です

弊社では、資産形成に関する国内セミナーや、カンボジアなどの現地ツアーを積極的に開催しておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。

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荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

代表取締役 / 宅地建物取引士 / 宅地建物取引業 東京都知事免許(2)第99967号
所属団体:一般社団法人RE AGENT 理事長 / 一般社団法人東京ニュービジネス協議会(NBC) / 公益社団法人全日本不動産協会
1984年生まれ、東京都出身。大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。
著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
   はじめての海外不動産投資