
こんにちは、アンナアドバイザーズの荒木杏奈です。
ついに成田とカンボジアの新ターミナル「テチョ国際空港(KTI)」を結ぶ路線が定期化されます。
注目すべきは、Air Cambodiaが成田〜テチョを週3便(水・金・日)で運航するという点で、観光やビジネスでの往来がぐっと便利になります。
【路線概要】
■ルート:東京(成田・NRT)→ 福州(FOC)→ プノンペン(PNH/テチョ国際空港)
東京 → プノンペン(福州経由)
出発:20:00 / 到着:翌日 3:00(毎週 水・金・日)
プノンペン → 東京(福州経由)
出発:9:45 / 到着:19:00(毎週 水・金・日)
■就航開始予定:2025年10月26日
■運航会社:Air Cambodia(エア・カンボジア)
■目的:日中カンボジア三国間の観光交流・ビジネス促進
■料金:片道 47,620円(エコノミー)、96,130円(ビジネス)
(※時期や予約のタイミングで価格は変動します。)
この路線では、福州でのトランジットがあります。トランジット時の注意は4点!
- 国際線乗継扱い:通常は中国に入国せず、空港内の国際線トランジットエリアで待機。または飛行機内で待機。
(144時間トランジットビザ免除制度による上海浦東T2及び北京首都T3からの中国入国) - 乗継時間が短い:50分〜1時間
- ビザ不要:乗継のみの場合は、中国ビザは不要です。
- 機内持込荷物・受託荷物:多くの場合、最終目的地(プノンペンor成田)までスルーチェックイン可能。

エア・カンボジアは、2023年に設立された新しい航空会社で、カンボジアを代表するフラッグキャリアです。
プノンペンポスト紙によると、『カンボジアのフラッグキャリアであるエア・カンボジアは年内に日本路線の就航を計画しており、プノンペン国際空港と大阪・関西空港を結ぶ路線について承認を得た』とされています。
現在、プノンペンと成田を結ぶ直行便は限られていて、バンコク・ホーチミン・ソウルなど経由便が主流になっています。
今回のエア・カンボジア路線により、「福州経由」という新しい選択肢が誕生します!
福州をハブとすることで、今後は成田だけでなく、大阪(関空)・名古屋・福岡などの他都市、さらに韓国・中国国内線との接続拡大も見込まれています。
利用者にとってもメリットがたくさんあります。
観光では、アンコールワット、シェムリアップ・プノンペン周遊旅行がより便利になりますし、ビジネスでは商談・投資活動がもっとスムーズになります。乗継便が増えることで、選択肢が広がり航空券価格の競争も期待したいです。
【参考】
■Air Cambodia
■一般社団法人 日本カンボジア協会
海外不動産、東南アジア投資が初めての方、他社と比べてみたい方、日本円以外での資産形成を検討したい方、他国のように海外送金が難しいのでは?管理など面倒では?とご心配の方、ぜひ弊社にお問い合わせください。







荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社
代表取締役 / 宅地建物取引士 / 宅地建物取引業 東京都知事免許(2)第99967号
所属団体:一般社団法人RE AGENT 理事長 / 一般社団法人東京ニュービジネス協議会(NBC) / 公益社団法人全日本不動産協会
1984年生まれ、東京都出身。大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。
著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
はじめての海外不動産投資
