2022/02/23
こんにちは、アンナアドバイザーズの荒木杏奈です。
今回は、カンボジアのキャピタルゲイン税についてお伝えいたします。
カンボジアのキャピタルゲイン税(CGT)の導入が、2024年1月に先送りされるそうです。これで3度目の延期となります。
現在カンボジアでは、法人での不動産売却時は20%のキャピタルゲイン税が課されていますが、個人による売却時には課されていません。
【どのように変わるのか】
導入後のカンボジアのキャピタルゲイン税は、資本資産の売却による一律20%の税率です。不動産、リース、投資/金融資産、商品(ライセンスおよびブランディング)、知的財産、および外貨の販売から得られる資本を対象としています。
課税ベースを居住者納税者と非居住者納税者に拡大。
これらのカテゴリーに該当する人は、利益を実現してから3か月以内にCGTを支払う義務があります。
参考:Khmer Times
荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社
代表取締役 / 宅地建物取引士 / 宅地建物取引業 東京都知事免許(2)第99967号
所属団体:一般社団法人RE AGENT 理事長 / 一般社団法人東京ニュービジネス協議会(NBC) / 公益社団法人全日本不動産協会
1984年生まれ、東京都出身。大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。
著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
はじめての海外不動産投資