【プノンペン・新国際空港40%完成!】 カンボジア不動産はアンナアドバイザーズ

2021/06/09

こんにちは、アンナアドバイザーズの荒木杏奈です。
今回は、現在建設中のプノンペン国際空港についてお伝えいたします。

カンボジア・クメールタイムズ紙の報道によると、15億を投じたプノンペンの新国際空港の建設は5月時点で40%完了し、致命的なコロナウイルスのパンデミックに直面しながらも計画通り進んでいるようです。

空港はカンダル州とタケオ州の一部に建設中で、2023年に営業開始予定です。
カンダル州の知事コン・ソポン氏は今後のスケジュールについて以下のように話しています。
3つの主要な施設である、ターミナルホール、飛行場、コントロールセンターはすでに整っています。ターミナルホール施設にはチェックインエリア、到着及び出発のターミナルや他の補助施設も含んでいます。飛行場は最終的に4本の滑走路、タクシー乗り場、整備場が完成する予定です。コントロールセンターは高さ100m以上のところにできるでしょう。

「新しい空港が完成し稼働すれば、カンダイ州だけでなくカンボジア全体の経済が活発になるでしょう。なぜなら空港はその地域の中で大きい施設の一つで、カンボジアへのより多くの旅行客が処理できるからです。」とソポン氏は述べています。

2018年に正式発表された4Fクラスの新プノンペン国際空港はカンダル州のカンダルストゥング地区とサーアン地区、及びタケオ州の小さな地域にある2,600ヘクタール以上の土地に建築されています。
4Fクラスの飛行場は空港のクラスにおいて最上位のものの一つで、この飛行場は全ての大きさの航空機の離発着に対応しています。

空港の建築は3つの段階で構築されています。第1段階は2018年から2023年、第2段階は2030年、第3段階は2050年までです。
新たな国際空港はプノンペン国際空港にとってかわり、プノンペンから南に30km離れたカンダル州にある大きい湖Boeng Choeung Loungtoに隣接する部分的に埋め立てられた土地に施設を建設する予定です。

現在の建設中の写真です。

新プノンペン国際空港は地元企業のOverseas Cambodia Investment Corporation(OCIC)によって資金提供されています。OCICは、そのプロジェクトにおいて90%の株を有しており、国営のState Secretariat of Civil Aviation(SSCA)が10%を保有しています。
「私たちは、パンデミックが多くのプロジェクトと経済を混乱させていることは把握していますが、カンダル州の空港の建設と国内の他の空港プロジェクトは予定通り進んでいます」とSSCAの代表、シン・チャンセレイブサ氏は述べています。

今年の初め、OCICは新空港とプノンペンの中心を結ぶ高架道路を建設するプロジェクトを発表しました。
OCICは、21キロもの高架道路を2段階に分けてで建設します。第1段階は、Hun Sen BoulevardやStreet 271を通過し、Kbal Thnalジャンクションから国道2号線までの約10キロメートルを結びます。第2段階は、国道2号線と新空港までの11キロメートル繋ぐ予定です。
高架道路のプロジェクトは約400ドルかかっており、第一段階は来年始まる予定です。

現在、カンボジアではプノンペン新国際空港の他にニュー・シェムリアップ国際空港とダラ・サコア国際空港が建設中です。Chansereyvutha 氏によると、ダラ サコア国際空港の建設は、今年後半または来年初めに開始される予定だそうです。

参考文献:New Phnom Penh International Airport construction now 40 percent complete

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荒木杏奈 / アンナアドバイザーズ株式会社

宅地建物取引士 / 1984年生まれ、東京都出身。
大手広告代理店セプテーニ(株)入社、その後SBIグループを経て2012年よりカンボジアの首都プノンペンの金融機関に勤務。
2013年に独立し日本とカンボジアに拠点を持ち、国内・海外の国際不動産サービスを展開。

著書:東南アジア投資のラストリゾート カンボジア (黄金律新書) 新書 幻冬舎
   はじめての海外不動産投資